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by nicoxz

ビジホ飲みとは?令和のソロ活として人気急上昇の理由

by nicoxz
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はじめに

「ビジホ飲み」という言葉をご存知でしょうか。ビジネスホテルに宿泊して、一人でお酒を楽しむこの過ごし方が、令和の新しいトレンドとして注目を集めています。

かつてホテルでの癒やしといえば、高級ホテルのスパやスイートルームでの贅沢な時間でした。しかし最近では、駅近のビジネスホテルで好きなものを食べ、好きなだけ飲み、誰にも邪魔されない1泊を過ごすというスタイルが支持されています。コロナ禍をきっかけに広まったこの「ビジホ飲み」文化は、物価高の今だからこそ、コスパの良い非日常体験として多くの人に親しまれるようになりました。

この記事では、ビジホ飲みの魅力や具体的な楽しみ方、そして気をつけるべきポイントまで詳しく解説します。

ビジホ飲みが人気を集める理由

手軽に非日常を味わえるコスパの良さ

ビジホ飲みが支持される最大の理由は、そのコストパフォーマンスの高さです。高級ホテルのラウンジでカクテルを1杯注文すれば2,000円以上かかることも珍しくありません。一方、ビジネスホテルであれば、地方都市なら7,000〜9,000円、東京でも8,000〜15,000円程度で1泊できます。

コンビニやスーパーで好きなお酒とおつまみを買い込んでも数千円。居酒屋で飲んで終電を気にしながら帰宅するより、トータルでお得に非日常を満喫できるのです。しかも翌朝はホテルの朝食や大浴場でリフレッシュできるという特典付きです。

駅近立地で思い立ったらすぐ行ける

ビジネスホテルは、その名の通りビジネス利用を想定して建てられているため、主要駅から徒歩数分という好立地に集中しています。仕事帰りに「今日は家に帰りたくないな」と思ったら、そのままホテルへ直行できる気軽さが魅力です。

一人旅好きへのアンケート調査では、約7割が宿選びで「立地」を最重視すると回答しています。ビジネスホテルはまさにこのニーズに応える存在といえます。

閉店時間を気にしない「自分専用居酒屋」

居酒屋やバーには閉店時間があります。終電の時間も気になります。しかしホテルの客室なら、何時まで飲んでも問題ありません。好きな時間に飲み始め、好きな時間に眠り、好きな時間に起きる。まさに「自分専用居酒屋」が手に入る感覚です。

レストランのようにラストオーダーの時間を気にする必要もなく、お風呂上がりにビールを開けることも、深夜に小腹が空いて買い置きのスナックをつまむことも自由。この解放感こそが、ビジホ飲みの醍醐味です。

ビジホ飲みの楽しみ方

準備編:何を持ち込むか

ビジホ飲みを楽しむなら、事前の買い出しが重要です。ホテル近くのコンビニやスーパーで、お気に入りのお酒とおつまみを調達しましょう。

おすすめの持ち込みアイテムは以下の通りです。

  • 缶ビール、缶チューハイ、ワインなど好みのお酒
  • 乾きもの、チーズ、惣菜などのおつまみ
  • カップ麺やおにぎり(〆用)
  • お気に入りの入浴剤やアロマ
  • タブレットやノートパソコン(動画視聴用)

ただし、飲食物の持ち込みルールはホテルによって異なります。事前に公式サイトで確認することをおすすめします。最近は持ち込みOKを大々的に謳うホテルも増えているため、そうした施設を選ぶのも一つの手です。

過ごし方編:黄金のタイムスケジュール

ビジホ飲み愛好家たちの間で定番とされる過ごし方をご紹介します。

18:00〜19:00 チェックイン。荷物を置いて近くのコンビニへ買い出し。

19:00〜20:00 まずはシャワーで汗を流す。大浴場があるホテルなら、ゆっくり湯船に浸かって疲れを癒やす。

20:00〜 いよいよ「開店」。テレビをつけて、ベッドに寝転がりながら1杯目を開ける。

〜深夜 好きなだけ飲み、好きな番組を見て、眠くなったらそのまま就寝。

翌朝 ホテルの朝食ビュッフェで二日酔いの胃に優しいメニューを選ぶ。大浴場で朝風呂を楽しむのも良い。

施設活用編:ビジネスホテルの進化を楽しむ

最近のビジネスホテルは、設備やサービスが大幅に進化しています。一人旅好きに圧倒的な人気を誇るドーミーインをはじめ、各チェーンが独自のサービスを展開しています。

特に注目したいのが以下のポイントです。

大浴場・サウナ ドーミーインは天然温泉やサウナを完備した施設が多く、2割の一人旅利用者が「大浴場・温泉」を重視すると回答しています。

ウェルカムバー スーパーホテルでは、カクテルやワイン、ウイスキーなどを無料で楽しめるウェルカムバーを提供。お食事の持ち込みもOKです。

充実の朝食 ご当地グルメを取り入れた朝食ビュッフェは、ビジネスホテル選びの重要なポイントになっています。

ビジホ飲みを楽しむ際の注意点

マナーと周囲への配慮

ビジネスホテルは宿泊施設である以上、他の利用客への配慮は必須です。特に以下の点に注意しましょう。

声のボリューム 一人飲みでも、動画を見ながら笑ったり、電話で話したりする際は声量に気をつけましょう。壁が薄いホテルでは隣室に響くことがあります。

匂いの強い食べ物 キムチや焼き魚など、匂いの強い食べ物は客室の壁紙に匂いが移る恐れがあります。控えめにするか、避けた方が無難です。

ゴミの処理 空き缶や食べ残しは、できる限りまとめて処理しましょう。部屋を汚しっぱなしにするのはマナー違反です。

宿泊費高騰への対策

2024年以降、ビジネスホテルの宿泊費は上昇傾向にあります。東京では平均15,000円を超えることも珍しくありません。コスパ良くビジホ飲みを楽しむためのコツをご紹介します。

平日を狙う 週末や連休は料金が跳ね上がります。可能であれば平日の宿泊がおすすめです。

早期予約 多くのホテルで早期予約割引を実施しています。予定が決まったら早めに押さえましょう。

ポイント活用 楽天トラベルやじゃらんなどのポイントを貯めて活用するのも有効です。

地方都市を選ぶ 東京にこだわらなければ、地方都市のビジネスホテルは7,000〜9,000円程度で泊まれます。

ビジホ飲みを広めたYouTuberたち

ビジホ飲み人気の火付け役となったのが、YouTubeで活動する愛好家たちです。

YouTubeチャンネル「酒飲み独身ぴや子の宿日記」は、ビジネスホテルで好きなだけ飲み食いする様子と、働く女性ならではの等身大の悩みが共感を呼び、チャンネル登録者数は約15万人を誇ります。ぴや子さんは月に1〜3回ほどビジネスホテルで週末を過ごし、これまでに50軒以上のホテルを訪れているそうです。

こうした発信者たちの影響で、「ビジホ飲み」は特に女性の間でポジティブなイメージで広まりました。「自立している」「自分なりの楽しみ方を知っている」といったソロ活のイメージと相まって、新しいライフスタイルとして定着しつつあります。

まとめ

ビジホ飲みは、手軽に非日常を味わえる令和の新しい癒やしのスタイルです。高級ホテルのような敷居の高さはなく、居酒屋のような時間制限もない。自分だけの空間で、好きなものを好きなだけ楽しめる自由があります。

物価高で出費を抑えたい時代だからこそ、コスパの良いビジホ飲みは魅力的な選択肢といえます。仕事や日常に疲れたとき、ふらっとビジネスホテルに立ち寄って、自分へのご褒美時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

まずは近くのビジネスホテルを検索して、大浴場付きの施設を探してみることをおすすめします。きっと新しい癒やしの形が見つかるはずです。

参考資料:

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