「24」キーファー・サザーランド、運転手脅迫で逮捕

by nicoxz

はじめに

人気ドラマ「24」のジャック・バウアー役で知られる俳優キーファー・サザーランド(59歳)が、2026年1月13日未明にロサンゼルスで逮捕されました。ライドシェアの運転手に暴行を加え、脅迫した疑いが持たれています。

サザーランドは5万ドル(約780万円)の保釈金を支払い、同日中に釈放されました。初公判は2月2日に予定されています。世界的に知名度の高い俳優の逮捕とあって、各国メディアが大きく報じています。

事件の詳細

発生状況

事件は2026年1月13日午前0時15分頃、ハリウッドのサンセット大通りとフェアファックス通りの交差点付近で発生しました。ロサンゼルス市警察(LAPD)の発表によると、サザーランドはライドシェアの車両に乗り込んだ後、運転手と口論になりました。

LAPDの声明では「捜査の結果、容疑者(後にキーファー・サザーランドと特定)がライドシェア車両に乗り込み、運転手(被害者)に身体的暴行を加え、脅迫的発言をしたことが判明した」と説明されています。

逮捕と保釈

通報を受けた警察官が現場に急行し、捜査の結果サザーランドが容疑者であると特定されました。カリフォルニア州刑法422条の「犯罪的脅迫」(重罪)の疑いで現行犯逮捕され、午前4時過ぎに拘置所に収容されました。

保釈金は5万ドル(約780万円)に設定され、サザーランドは約7時間後に保釈金を支払って釈放されています。

運転手の状態

被害を受けた運転手は、医療処置が必要なケガは負っていないとLAPDは発表しています。現在、ハリウッド署の刑事が捜査を継続中です。

食い違う証言

異なる主張

一方で、捜査に近い情報筋からは異なる説明も出ています。米メディアの報道によると、実際の対立は身体的なものではなく口論だったとする見方もあります。

この情報筋によれば、サザーランドは運転手に対して「降りたい」と3回伝えたものの、運転手がライドのキャンセルと降車を拒否したことで対立が始まったとされています。

捜査の行方

真相は今後の捜査と裁判で明らかになる見通しです。初公判は2026年2月2日に設定されており、有罪となった場合の量刑が注目されます。カリフォルニア州の刑法422条違反は重罪に分類され、最大で禁固3年の刑が科される可能性があります。

キーファー・サザーランドとは

俳優家系に生まれて

キーファー・ウィリアム・フレデリック・デンプシー・ジョージ・ルーファス・サザーランドは1966年12月21日、ロンドンで生まれました。父は名優ドナルド・サザーランド、母は女優シャーリー・ダグラス。英国とカナダの二重国籍を持ちます。

1983年に映画『マックス・デュガンの贈りもの』で俳優デビュー。1986年の『スタンド・バイ・ミー』でエース・メリル役を演じて注目を集め、翌年の『ロストボーイ』でスター俳優としての地位を確立しました。

「24」での大ブレイク

サザーランドのキャリアを決定づけたのが、2001年から2010年まで放送されたテレビシリーズ「24」です。テロ対策ユニット(CTU)の捜査官ジャック・バウアーを演じ、全204エピソードに出演しました。

シリーズ全体を通じて唯一、全エピソードに登場した俳優であり、4度のエミー賞ノミネートを経て2006年にドラマ部門主演男優賞を受賞。2001年にはゴールデングローブ賞も獲得しています。

2006年の契約では、3シーズンで4000万ドル(当時約46億円)という当時のテレビ俳優として最高額のギャラを手にしました。2002年からは製作にも参加し、シーズン5以降はエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。

多彩なフィルモグラフィー

映画作品では『ヤングガン』シリーズ(1988年、1990年)、『フラットライナーズ』(1990年)、『ア・フュー・グッドメン』(1992年)、『三銃士』(1993年)、『評決のとき』(1996年)、『ダークシティ』(1998年)、『フォーン・ブース』(2002年)など、多くの話題作に出演してきました。

近年では『ケイン号の叛乱 軍事法廷』(2023年)でクィーグ少佐を演じたほか、Paramount+のシリーズ『ラビット・ホール』(2023年)に主演。また『コール オブ デューティ』や『メタルギアソリッドV』といった人気ゲームでの声優としても知られています。

最新のプロジェクト

逮捕時、サザーランドはアル・パチーノと共演するアクションスリラー映画『ファーザー・ジョー(原題)』を撮影中だったと報じられています。今回の逮捕が撮影スケジュールや今後のキャリアにどう影響するかは不明です。

注意点・展望

過去のトラブル

サザーランドは過去にも法的トラブルを起こしています。2007年には飲酒運転で逮捕され、48日間の禁固刑を受けました。今回の事件が有罪となれば、前科が量刑に影響する可能性もあります。

裁判の行方

初公判は2026年2月2日に予定されています。重罪の脅迫罪で有罪となった場合、最大3年の禁固刑が科される可能性があります。ただし、運転手にケガがなかったことや、事件の詳細に関して異なる証言が出ていることから、最終的な判断は司法に委ねられます。

まとめ

「24」のジャック・バウアー役で世界的な人気を博したキーファー・サザーランドが、ライドシェア運転手への脅迫容疑で逮捕されました。保釈金を支払い釈放されましたが、2月の初公判に向けて捜査が続いています。

59歳を迎えた現在も第一線で活躍を続ける俳優だけに、今回の事件の影響が注目されます。事件の真相は今後の裁判で明らかになる見通しです。

参考資料:

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