ミラノ五輪フィギュア団体、日本が初日2位発進
はじめに
2026年2月6日、ミラノ・コルティナ冬季五輪の第1日が幕を開けました。フィギュアスケート団体戦が始まり、前回北京大会で銀メダルを獲得した日本は、初日の3種目を終えて23ポイントで2位につけています。
首位の米国との差はわずか2ポイント。坂本花織選手が女子ショートプログラム(SP)で今季世界最高得点をマークし、三浦璃来・木原龍一組もペアSPで圧巻の演技を見せました。日本初の団体金メダルに向けて、好スタートを切っています。
フィギュア団体戦 初日の結果
坂本花織が女子SP首位
女子シングルSPに出場した坂本花織選手(シスメックス)は、今季世界最高得点となる78.88点をマークし、堂々の1位となりました。パーフェクトな演技で会場を沸かせ、日本チームに大きなポイントをもたらしています。
坂本選手は2022年北京大会でも団体戦に出場し、銀メダル獲得に貢献しました。演技後、「ほっとしている」とコメントしており、個人戦に向けても好調ぶりをうかがわせます。4年の歳月を経て、さらに成熟した滑りで観客を魅了しました。
三浦・木原組がペアSPで世界歴代3位
ペアSPに出場した三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)は、自己ベストを大幅に更新する82.84点を叩き出しました。この得点は世界歴代3位の高得点であり、今季世界最高得点でもあります。
「りくりゅう」の愛称で親しまれるこのペアは、2022年北京大会の団体戦にも出場しています。木原選手の度重なるケガを乗り越えての好成績は、多くのファンに感動を与えました。団体戦での勢いを個人戦にもつなげることが期待されています。
アイスダンスRDは8位
アイスダンスのリズムダンス(RD)に出場した吉田唄菜・森田真沙也組(木下アカデミー)は68.64点で8位でした。アイスダンスは日本にとって課題の種目ですが、若いペアが国際舞台で経験を積むことに意義があります。
団体戦の仕組みと金メダルへの道
順位ポイント制
フィギュアスケート団体戦は、10カ国が参加して争われます。各種目の順位に応じてポイントが与えられ、合計ポイントで総合順位が決まります。初日の3種目を終えた時点で、1位が米国(25ポイント)、2位が日本(23ポイント)、3位がイタリア(開催国)という順位です。
2日目の男子SPが鍵
2月7日に行われる男子SPの結果を含め、上位5チームがフリーに進出します。日本の男子SPには有力選手の出場が予想されており、ここで上位に入ることができれば、フリーに向けて有利な位置を確保できます。
フリーではすべての種目で得点が加算されるため、総合力が問われます。日本はペアと女子で大きなアドバンテージを持っており、男子とアイスダンスでどこまでポイントを稼げるかが金メダルの鍵を握ります。
アイスホッケー女子 スマイルジャパンが白星発進
フランスに3-2で勝利
フィギュアスケート以外にも、大会初日にはアイスホッケー女子の試合も行われました。日本代表「スマイルジャパン」は予選1次リーグ・グループBの初戦でフランス代表と対戦し、3-2で勝利を収めています。
スマイルジャパンにとっては、2022年北京大会でのベスト8を超える成績を目指す大会です。世界ランキング8位の実力を持つ日本は、グループリーグ突破を視野に好発進しました。
第2戦はドイツに敗戦
翌7日の第2戦では、ドイツに2-5で敗れる結果となりました。序盤の失点が響き、追い上げたものの届きませんでした。今後の予選リーグの戦いが重要になります。
注意点・展望
北京大会の教訓
2022年北京大会の団体戦では、日本は銀メダルを獲得しましたが、ロシア選手のドーピング問題により順位が変動した経緯があります。ミラノ大会ではクリーンな競技環境のもとでの正当な結果が期待されます。
メダル争いの行方
フィギュア団体戦は2月8日のフリーで決着がつきます。日本は米国を追い上げる展開ですが、イタリアやカナダなど他の強豪国も虎視眈々とメダルを狙っています。各種目のフリーで安定した演技ができるかが勝負の分かれ目です。
まとめ
ミラノ・コルティナ冬季五輪の初日、日本はフィギュアスケート団体戦で2位と好発進しました。坂本花織選手と三浦・木原組がともに今季世界最高得点で種目1位を獲得した活躍が光ります。
アイスホッケー女子のスマイルジャパンも初戦を白星で飾り、大会全体として日本勢の勢いを感じさせるスタートとなりました。団体戦の決着がつく8日、そして続く個人戦に向けて、日本選手団の活躍に注目です。
参考資料:
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