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by nicoxz

UCCの食べるコーヒー「YOINED」がバー領域に進出

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はじめに

「コーヒーを飲む」という常識を覆す、「食べるコーヒー」という新しいカテゴリーが注目を集めています。UCC上島珈琲が展開する「YOINED(ヨインド)」は、コーヒー豆を丸ごと食べられる形に加工した革新的な商品です。

2023年の発売以来、数量限定で展開されてきたYOINEDが、2026年1月から新たなステージに進出しました。東京の高級ホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」のバーとのコラボレーションにより、お酒とのペアリングという新しい楽しみ方を提案しています。

YOINEDとは何か

従来のコーヒーとは異なる製法

YOINEDは、カカオ豆を一切使用していないにもかかわらず、チョコレートのような見た目と食感を持つ「コーヒー食品」です。その製造工程には、UCCが独自に確立した特許技術(特許6849552号)が使われています。

具体的には、焙煎したコーヒー豆を-196℃という極低温で凍結粉砕し、コーヒーオイルや油脂でコーティングするという工程を経ています。この製法により、コーヒー豆の香りや風味を損なうことなく、口の中で溶けるような食感を実現しています。

「余韻」へのこだわり

商品名「YOINED(ヨインド)」には、「余韻」という言葉が込められています。口に入れた瞬間にコーヒー豆の鮮烈な香りが広がり、溶けた後も長く続く余韻を楽しめることが特徴です。

チョコレートのようでありながら、カカオ豆0%。コーヒーの新しい楽しみ方を追求したUCCの挑戦的な商品といえます。

現在のラインナップ

2種類のスペシャルティコーヒー

2025年11月から2026年3月末までの期間限定で、以下の2種類が販売されています。

コロンビア産 トロピカルなインパクトから始まる風味が特徴です。華やかな香りと、南米産コーヒー特有のまろやかさを楽しめます。

グァテマラ産 香ばしさの奥に、オレンジやチェリーのような果実の甘みを感じられます。酸味・甘み・苦みすべての調和がとれた、エレガントな余韻が魅力です。

いずれも数量限定で、なくなり次第販売終了となります。

ホテルバーとのコラボレーション

ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町との協業

2026年1月15日から2月14日まで、UCCはザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町とのコラボレーションを展開しています。会場は同ホテル35階に位置する「Sky Gallery Lounge Levita」と「The Bar illumiid」です。

Sky Gallery Lounge Levitaは、「滝」をイメージしたガラスアートに囲まれたカクテルラウンジ・バーです。2フロア吹き抜けの圧倒的なスケール感を持つガラス窓からは、刻々と変化する都心の夜景を一望できます。

オリジナルペアリングカクテル

このコラボレーションでは、YOINEDに合わせて開発された2種類のオリジナルカクテルが提供されています。価格は各3,600円(税込)です。

バーテンダーが考案したカクテルとYOINEDを組み合わせることで、コーヒーの香りと余韻がお酒と調和する、これまでにない体験ができます。

バー領域への本格参入

発売から3年目を迎えたYOINEDにとって、今回のコラボレーションは業務用・バー領域への本格的な進出を意味します。これまで個人向けの数量限定商品として展開してきましたが、高級ホテルとの協業により、新たな顧客層へのアプローチを図っています。

広がる日本酒とのペアリング

サケラボトーキョーとのコラボも

YOINEDの新しい楽しみ方は、カクテルだけにとどまりません。2026年2月11日からは、日本酒専門の人気バル「サケラボトーキョー」とのコラボレーションも開始されます。

このコラボレーションでは、コース料理の一部にYOINEDと日本酒のペアリングメニューが組み込まれます。おまかせ料理8品コースが7,200円(税込)で提供され、日本酒の繊細な風味とコーヒーの余韻の組み合わせを楽しめます。

和と洋の融合

コーヒーと日本酒という一見意外な組み合わせですが、両者には共通点もあります。どちらも香りや余韻を大切にする嗜好品であり、温度や提供方法によって表情を変えます。YOINEDの登場により、こうした新しいペアリングの可能性が広がっています。

コーヒー市場のトレンドとYOINED

健康志向と機能性への注目

2025年から2026年にかけて、コーヒー市場では健康志向の高まりが顕著です。アダプトゲンやコラーゲン、MCTオイルなどを配合した「機能性コーヒー」が注目を集めています。

YOINEDは機能性をうたう商品ではありませんが、コーヒーの新しい摂取方法を提案するという点で、市場の多様化に貢献しています。

体験価値の重視

現代の消費者は、単に商品を購入するだけでなく、その商品を通じた「体験」を重視する傾向があります。YOINEDがバーやレストランとコラボレーションする戦略は、まさにこの体験価値を提供するものです。

高級ホテルの夜景を眺めながら、バーテンダーが作るカクテルとともにYOINEDを味わう。そうした特別な体験が、商品の付加価値を高めています。

注意点・今後の展望

数量限定・期間限定に注意

YOINEDは毎年、中身やパッケージを変更して数量限定で発売される商品です。興味のある方は、販売期間や在庫状況を確認の上、早めに入手することをおすすめします。

バー領域での展開拡大に期待

今回の高級ホテルや日本酒バルとのコラボレーションが成功すれば、今後さらに多くの飲食店でYOINEDが提供される可能性があります。コーヒーの新しい楽しみ方として、バー領域での定着が期待されます。

海外展開の可能性

日本独自の「食べるコーヒー」というコンセプトは、海外市場でも注目を集める可能性があります。特にコーヒー文化が根付いた欧米諸国や、新しい食体験に関心の高いアジア市場での展開も考えられます。

まとめ

UCC上島珈琲の「YOINED」は、コーヒーを「飲む」から「食べる」へと変える革新的な商品です。独自の特許技術により、コーヒー豆の香りと余韻を凝縮した食体験を提供しています。

2026年、YOINEDは高級ホテルのバーや日本酒専門店とのコラボレーションを通じて、新たな顧客層へのアプローチを開始しました。カクテルや日本酒とのペアリングという楽しみ方は、コーヒーの可能性をさらに広げるものです。

コーヒーファンはもちろん、お酒を楽しむ方にとっても、YOINEDは新しい体験を提供してくれる商品といえるでしょう。

参考資料:

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