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by nicoxz

嵐ラストツアー札幌公演でホテル満室続出、受験生にも影響

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はじめに

人気アイドルグループ「嵐」のラストツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』が2026年3月13日、札幌の大和ハウスプレミストドーム(旧・札幌ドーム)で幕を開けます。3月13〜15日の3日間にわたる札幌公演を前に、市内のホテルが軒並み満室となり、宿泊価格が通常の数倍〜10倍に高騰する異例の事態が起きています。

さらに、北海道大学の後期入試日程と重なることで受験生の宿泊確保が困難になるという問題も浮上しています。本記事では、札幌の宿泊事情の最新状況と各方面の対応策を解説します。

嵐ラストツアーの概要

5大ドーム全15公演で活動に幕

嵐のラストツアーは、札幌を皮切りに東京・名古屋・福岡・大阪の5大ドームを巡り、全15公演を開催します。5月31日の東京ドーム公演がファイナルとなります。

チケットの申し込みは、2025年6月2日以前にファンクラブに入会した有効会員限定という厳しい条件が設定されています。一般販売の予定は発表されておらず、チケットの入手困難さがファンの間で大きな話題となっています。

なお、櫻井翔さんは「コンサートに参加できなかった多くの皆さまにも楽しんでいただけるよう、生配信の準備も進めております」と発表しており、会場に行けないファンへの配慮も見られます。

札幌公演が特に注目される理由

札幌はラストツアーの記念すべき初日公演の地です。「最初の公演を見届けたい」というファンの熱意が、札幌への集中を引き起こしています。大和ハウスプレミストドームの収容人数は約4万人で、3日間で延べ12万人規模の観客が札幌を訪れると見込まれています。

ホテル価格の異常な高騰

シングル1泊が5万〜12万円に

通常であれば1泊7,800円〜15,000円程度の札幌市内のビジネスホテルが、公演日の3月13〜15日前後は軒並み数万円〜10万円超に跳ね上がっています。楽天トラベルでJR札幌駅周辺の宿泊施設を検索すると、最も安い部屋でも2万5,000円(キャンセル料100%)という状況です。

市中心部のあるホテルでは、通常2万円台の部屋が公演期間中は11万円台に高騰しています。ファンからは「普通のホテルが12万て…どうなってんの」という悲鳴がSNS上で相次いでいます。空室があってもキャンセル不可の部屋ばかりで、予約のハードルは極めて高い状況です。

大規模イベントとダイナミックプライシング

近年、ホテル業界ではダイナミックプライシング(需要に応じた価格変動制)の導入が進んでおり、大規模イベント時には宿泊価格が大幅に上昇する傾向が強まっています。嵐のラストツアーという極めて需要の高いイベントでは、この傾向が顕著に表れた形です。

北大受験生への深刻な影響

後期試験と日程が1日違い

嵐の札幌公演初日(3月13日)は、北海道大学の後期入試(3月12日)の翌日にあたります。受験生は試験前日の3月11日に札幌入りする必要がありますが、嵐ファンの宿泊予約が早くから埋まっていたため、受験生が手頃な価格でホテルを確保するのが困難になっています。

この問題は嵐のメンバー・二宮和也さんの投稿をきっかけに議論が噴出し、社会的な注目を集めました。「今から受験生が対策をとるのは難しい」という声が上がっています。

地元企業の救済策

不動産業を手掛ける有限会社恒志堂は、北海道大学と北海道教育大学札幌校の後期試験受験生限定で、札幌市内の13室を「合格応援価格」として1泊税込5,900円で提供することを発表しました。受験生向けの部屋を事前にブロックするという異例の対応です。

一部のホテルも受験生向けの特別プランを用意するなど、地域全体で受験生を支援する動きが広がっています。

交通機関の臨時対応

臨時便・臨時特急で輸送力を増強

宿泊施設の不足に対応するため、交通機関も臨時対応に乗り出しています。JR北海道は臨時特急の運行を予定しており、近隣都市からの日帰り参戦を可能にする体制を整えつつあります。

航空各社も臨時便の運航を検討しており、特に関西圏からの参加者向けには深夜の臨時便が計画されています。ホテルに泊まらずに札幌公演に参加できる手段を提供することで、宿泊不足の緩和を図ります。

また、公演終了後の輸送手段として、大和ハウスプレミストドームからの復路シャトルバス券が3月5日から販売開始されることも発表されています。

注意点・展望

大規模エンターテインメントイベントによるホテル価格の高騰は、インバウンド需要の回復とも相まって今後も繰り返される可能性が高い問題です。札幌に限らず、地方都市では宿泊施設の供給が限られており、大型イベントとの日程重複は受験生やビジネス客にも影響を及ぼします。

今回の事態は、イベント主催者と自治体、宿泊業界の連携による事前対策の重要性を浮き彫りにしました。日程調整や需要分散、代替宿泊施設の確保など、地域全体での対応が求められます。

まとめ

嵐のラストツアー札幌公演により、市内のホテルは満室・価格高騰という異例の事態となっています。北大受験生への影響が社会問題化する中、地元企業による救済プランや交通機関の臨時便対応など、各方面で対策が進んでいます。

宿泊を検討しているファンは早めの情報収集と柔軟な計画変更が重要です。近隣都市(小樽・千歳・旭川方面)での宿泊や、臨時便を活用した日帰り参戦も有力な選択肢となるでしょう。

参考資料:

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