Research

Research

by nicoxz

ミラノ五輪日本代表が結団式、過去最多メダルを目指す

by nicoxz
URLをコピーしました

はじめに

2026年2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季五輪に向け、日本選手団の結団式が1月18日に千葉県船橋市のららアリーナ東京ベイで開催されました。秋篠宮ご夫妻を迎えて行われた式典には約70人の選手・役員が出席し、フィギュアスケート女子の坂本花織選手が旗手代行として決意表明を行いました。

日本選手団は約120人規模で、前回の北京大会で記録した冬季五輪史上最多18個のメダルを超える成績を目標に掲げています。スノーボード、スキージャンプ、フィギュアスケート、スピードスケートなど複数の競技でメダル獲得が期待されており、日本の冬季スポーツにとって重要な大会となります。

結団式の様子と坂本花織選手の決意

旗手代行としての決意表明

開会式で旗手を務める予定のスピードスケート男子・森重航選手が海外遠征中のため、坂本花織選手が旗手代行として団旗を担いました。坂本選手は「団旗はずっしりと重く、改めて五輪に向けて頑張ろうと思った。プレッシャーを最大限の力に変え、最高のパフォーマンスを発揮していきたい」と決意を語りました。

また坂本選手は「私は冬季オリンピックに3度目の出場となります。競技においては負けず嫌いの性格を発揮し、ストイックに全身全霊を傾けて挑みます。チームジャパンは全国民、全世界の皆様にエネルギッシュで元気な日本の選手の姿と笑顔をお届けできるよう、大会に挑むことを誓います」と宣言しました。

坂本花織選手のこれまでの歩み

坂本花織選手は2022年北京五輪で銅メダルを獲得し、2024年の全日本選手権では5連覇を達成しています。今大会でのオリンピック出場は、2018年平昌、2022年北京に続く3度目で、フィギュアスケート日本女子として史上初の3大会連続出場となります。世界選手権でも2度の優勝を誇り、今大会では悲願の金メダル獲得が期待されています。

メダル期待の競技と注目選手

スノーボード:表彰台独占の実力

2026年ミラノ・コルティナ大会は、日本スノーボード界にとって「史上最大のメダル獲得チャンス」とも言われています。

男子ハーフパイプでは、北京五輪金メダリストの平野歩夢選手が4大会連続出場を目指しています。2025-26シーズンW杯開幕戦では平野歩夢選手が優勝し、戸塚優斗選手が2位、平野流佳選手が3位と日本選手が表彰台を独占しました。平野流佳選手はW杯2勝、全日本選手権優勝と好調を維持しています。

女子では、ユースオリンピック銀メダルの清水さら選手、北京五輪銅メダリストの冨田せな選手がW杯で勝利を挙げており、男女ともにメダル量産が期待できます。2025年3月の世界選手権では、日本選手が全5種目で合計13個のメダルを獲得するなど、圧倒的な強さを見せています。

スキージャンプ:小林陵侑の金メダルへの執念

北京五輪でノーマルヒル金メダル、ラージヒル銀メダルを獲得した小林陵侑選手は、ミラノ大会でも金メダル最有力候補です。FISワールドカップで日本人男子最多の通算35勝を誇り、2024-25シーズンも優勝3回、3位2回と安定した成績を残しています。

小林選手は「オリンピックでメダルを、金メダルを、特にラージヒルで取らないとスキージャンパーって言えない」と意気込みを語っており、ラージヒルでの金メダルを狙っています。小林選手に引き上げられる形で、中村直幹選手、二階堂蓮選手、佐藤幸椰選手など男子ジャンプ陣全体のレベルも向上しています。

スピードスケート:高木美帆の記録更新への挑戦

女子1500mの世界記録保持者である高木美帆選手は、オリンピックメダル通算7個を誇る日本の絶対的エースです。4度目のオリンピック出場となる今大会では、複数種目での金メダル獲得が期待されています。

2025年1月にはW杯女子1000mで通算35勝目を挙げ、日本歴代最多記録を更新しました。北京五輪では金1個、銀3個の計4個のメダルを獲得しており、ミラノ大会でも複数種目でのメダル獲得が有力視されています。

男子では、北京五輪500m銅メダリストの森重航選手が開会式の旗手を務める予定です。森重選手は500mでのメダル獲得を目指しています。

フィギュアスケート:世界トップの布陣

日本スケート連盟は12名のフィギュアスケート代表を発表しました。坂本花織選手のほか、男子では世界選手権銀メダリストの鍵山優真選手が金メダル候補として注目されています。

ペアでは北京五輪銀メダリストの三浦璃来・木原龍一組が連続メダルを狙います。また、千葉百音選手、中井亜美選手、佐藤駿選手、三浦佳生選手らは初のオリンピック出場となります。

北京大会を超える目標設定

冬季五輪史上最多18個のメダル

前回の北京2022大会で日本は金3個、銀6個、銅9個の合計18個のメダルを獲得し、冬季五輪史上最多記録を更新しました。金メダルを獲得したのは、スキージャンプ・ノーマルヒルの小林陵侑選手、スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手、スピードスケート1000mの高木美帆選手の3名です。

この記録を超えることは容易ではありませんが、各競技で世界トップクラスの選手が揃った今回の日本選手団には、その可能性が十分にあります。

競技別のメダル見通し

スノーボードでは男女ハーフパイプ、ビッグエア、スロープスタイルで複数のメダル獲得が見込まれます。スキージャンプでは小林陵侑選手を中心に男子個人種目でのメダルが期待されます。フィギュアスケートでは女子シングル、男子シングル、ペアでメダル圏内の選手がおり、スピードスケートでは高木美帆選手が複数種目でメダル候補となっています。

大会の見どころと注意点

開催地と競技日程

ミラノ・コルティナ2026は、イタリア北部のミラノとコルティナ・ダンペッツォを中心に開催されます。2月6日の開会式から22日の閉会式まで、16の競技で195個のメダルをかけた戦いが繰り広げられます。約3,500人のアスリートが93カ国から参加する予定です。

スピードスケートは開会式翌日の2月7日に女子3000mから始まり、フィギュアスケートは2月上旬から中旬にかけて実施されます。スノーボードとスキージャンプも序盤から中盤にかけて主要種目が行われます。

コンディション調整が鍵

各選手とも大会直前のコンディション調整が重要になります。平野歩夢選手は昨年3月の世界選手権前日の練習で左肋骨を骨折しており、怪我のリスク管理も課題です。また、時差や気候への適応も成績を左右する要素となります。

まとめ

ミラノ・コルティナ2026冬季五輪に臨む日本選手団は、約120人規模の大所帯で、北京大会の18個を超えるメダル獲得を目指しています。坂本花織選手が旗手代行として決意表明を行った結団式は、選手たちの士気を高める場となりました。

スノーボードの平野歩夢選手、スキージャンプの小林陵侑選手、スピードスケートの高木美帆選手、フィギュアスケートの坂本花織選手ら、各競技のエースが揃った今大会は、日本の冬季スポーツ史に新たな1ページを刻む可能性を秘めています。2月6日の開幕に向け、選手たちの最終調整と本番でのパフォーマンスに注目が集まります。

参考資料:

関連記事

最新ニュース