Research
Research

by nicoxz

#エネルギー政策 (37件)

ガソリン補助金再開で露呈した元売り負担と価格抑制策の構造限界

政府は2026年3月、ガソリン価格を170円程度に抑える補助を再開しました。だが算定基準はブレント先物、現場の調達は中東産の酸性原油が中心です。制度の時差と指標のずれが、元売り負担、財政抑制、安定供給の綱引きをどう生んだのかを解説します。

OpenAI英国スターゲート停止、AI基盤整備を阻む電力と規制

OpenAIが英国スターゲートUKを一時停止した背景には、G7最高水準の産業用電力価格、送電網の接続遅延、そしてAI学習を巡る著作権ルールの不透明さがある。最大8000基のNVIDIA GPU導入という大型計画が止まった今、英国AI成長地域構想の実効性と再開条件を左右するのは電力コスト削減と制度予見性の整備だ。

柏崎刈羽原発6号機が発送電停止へ、営業運転は延期

東京電力は2026年3月13日、再稼働したばかりの柏崎刈羽原発6号機の発送電を停止すると発表しました。3月12日に発電機の地絡を示す警報が作動したためで、3月18日に予定していた営業運転の開始は延期の見通しです。2026年1月の再稼働後に相次いで発生するトラブルの経緯と安全管理体制の問題を解説します。

ガソリン170円抑制へ 高市首相が緊急対策を指示

中東情勢の悪化でWTI原油が一時90ドルを超えた2026年3月、高市早苗首相はガソリン小売価格を1リットル170円に抑える激変緩和措置を発表。補助金再開に加え、過去最大規模となる約8000万バレルの石油備蓄を日本単独で放出すると表明しました。IEA協調放出との併用で価格上昇を抑制できるか、今後の行方を解説します。

EU委員長が脱原発を「戦略ミス」と明言、次世代炉推進へ

フォンデアライエンEU委員長がパリの世界原子力エネルギーサミットで脱原発政策を「戦略的誤り」と公式に認め、小型モジュール炉(SMR)の2030年代初頭の実用化を目指す新戦略と2億ユーロの投資保証を正式に発表しました。電力安全保障と脱炭素の両立を目指す欧州エネルギー政策の歴史的大転換を詳しく解説します。

中道改革連合の安保・エネルギー政策、現実路線への転換とは

立憲民主党と公明党が合流して結成した新党「中道改革連合」が、安全保障やエネルギー政策で現実路線を打ち出しました。存立危機事態での自衛権行使を合憲とする姿勢や、原発ゼロを明記しない方針の背景と、党内外の反応を解説します。